2025/11/23(日) 小豆島クライミング二日目 赤いクラック
渋滞したらプレッシャーもかかるのでフェリーが着いて人が来る前にスタートしたく日の出前にはユースホステルを出発
前日の下見で無事に駐車場までは到着
しかし今度は1Pまでのアプローチに難儀する。
一般道の登山路を登り15分ほど歩くと岩の麓で左に折れる
まず青いペンキでマークのついた岩とフィックスロープがあった。
これかと思ったら実は下降路だった
最後にわかったが拇指岩の裏から降りてくる下降路だった。
しばらく歩いていくと事前のネット情報の画像で見覚えのあった「山は学校である」のレリーフが見えた
こちらはダイレクトルートの入り口だった
また来た踏み跡をしばらく行ったり来たり。
なんどか岩の裾を行き来してやっとなんとかリングボルトのアンカーを発見
上を見ると確かに赤いクラックがあった。
せっかく早くに出たのに登り出したのは9:00前。
その頃にはどんどんとフェリーで到着したグループがやってきた。
高度間のある岩場、、
グレードは5.9だが体感はそれ以上に感じる。手強かった、、
我々は熟練したクライマーではなく周りにガンガン連れて行ってくれる人がいるわけでもないトップバッターのプレッシャーがのしかかる。
途中で追いつかれた兵庫労山のベテランの方がグレードが5.9だと常に警戒すると言っていたのが印象的だった。
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2.岩壁・ルート状況
他のネットの情報では岩質は小豆島には珍しく角閃石安山岩というそう。
岩自体はしっかりしていると感じた。
終了点には堅牢なボルトが全体的に安定して整備されてビレイはしやすかった。
ルートはクラックとフェース、人工登攀での細かい立ち込みやアブミ操作が求められた。
登攀力のあるクライマーならばあぶみなしでも行けると思うが我々はA0,あぶみで精いっぱいだった。
アルパインヌンチャクは、60を伸ばさず使うことが多かった。
最後の2ピッチ目まではまっすぐなルートなので、フリーのクイックドローが多くあってもよかったかもしれない。
支点ボルトが多かったので、ランナー用のヌンチャクが弾切れで、間引きして登ったところが二箇所程あったので、ビビリなので多めに持っていけばよかったと思った
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3.各ピッチの状況(6ピッチ)
P1(約35m 5.9)リード KA フォロー TH
下部はルートの名前の通り赤いクラックだが。凹角が右に上がっていく。
少し足を広げて安定する。
自分はまだまだ実力不足でフリーで登るには難しい。ホールドを拾い A0、あぶみを交えつつ慎重に抜けた。
カムも有効。確か0.4〜1までを使った。
加えてベテランと思しき人たちが下からたくさん見ていて緊張して力が出せなかった。
クラックを登ったところで終了点があったが後ろに人がいてあまりゆっくりできないのでピッチを切らずに右に迂回しその上の終了点まで行く。
あっという間に後続のベテランの方に追いつかれたが、紳士な方で慎重に進めてくださいと言われて落ち着いた。
P2(15m 5.9) リードKA フォローTH
後ろに人が詰まってきたので時間をかけて登ることはできない。
つるべではなく登攀力のあるKAさんにリードしてもらうことにした。
まだ自分の実力でここに来るのは早かったのかもしれない。
KAさんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
出だしの凹角が厳しい。
A0とあぶみで超える。
凹角を超えてから左にトラバース。
立ち木を超えるが、高度間のあるトラバースで恐怖心が芽生える。
KAさんの登攀力、バランス力に感謝。
ここで後続の方が大阪府の山岳会のKAさんのお知り合いであることがわかる。
なんども拇岳に登ったことがあるベテランの方でいろいろアドバイスをもらうことができて心強かった。
P3(約35m 5.9)
相当苦しく、あぶみとA0を駆使
他の方が書いていたトポには体感5.10c~10dと書いている。
ハーケンがさびていてあぶみでも体重がかかると折れてしまうのではないかと恐怖の連続だった。
P4
他の方のレポートでは核心Pと言われているピッチ。
最後に大きなテラスに上がる乗越が難しい。
ここもあぶみを駆使する。
あぶみを持ってきてよかった。
ただあぶみを使わないときに腰にあぶみをかけていると結構足に絡まる。もっと登攀用具を整理して登る技術をつけないといけないと感じた。
大テラスで後ろのパーティーに順番を変わってもらう。
通常は左上するとのこと。
後続パーティは今日は右のう回コースに行くとのこと。
我々も迷ったが、実力を鑑みて右のう回コースを回った。
このピッチでさらに神奈川の山岳会の方たちにも追いつかれた。
さすがは人気コースだけあって関東方面からもたくさん来られていた。
神奈川の方は左方向の正規ルートをいかれた。
普段から小川山で鍛えられているだけあってさすがと思った。
P5 う回路
右を回りリッジ沿いのスラブっぽいところを登る。
登り始めはさびたハーケンにあぶみをかけて乗っ越す。
その後は樹林の中を超えて、う回路とはいえピン間隔が長く砂のついたスラブで滑りやすく怖かった。
木などの支点を取ったがルートがトラバースして、ロープ屈曲して無茶苦茶重たかった。
120以上のスリングを使えばよかったかなと反省。
実は左のほうがよかったのかなと下降路で話した。
う回路のP5終了点は広くて安定しているのでやっと食料と水を手にした。
割引のいなりずし。おいしかった。
かれこれしている間に左の正規ルートを登っていた神奈川の山岳会の人に再度合流した。
う回路と正規のルートの終了点は同じか?
P6(約10m)
P5の終了点から左にトラバース
高度感があり一歩足を出すのが恐ろしい。
滑りやすいスラブを登るときれいな終了点が見えた。
正規ルートのP5の終了点のようだ。
短いけどいったんここでピッチを切ることにした。
高度間が恐ろしく高い。
P7(約20m 5.9)
右上に登り小さなリッジへ
その後スラブを経て頂上へ
ピンも少なくどういったらいいのかわからなかったがなんとなくここかなというルートをあがるとトップアウトできた。
完登後も後ろからたくさんクライマーが来ている。
余韻に浸る暇もなく、少し先の安定した下降路の手前の安定した場所でセルフを取ってロープをしまう。
付近にダイレクトルートの終了点もあったが、まだまだ実力が伴わないし行けるようになるのは先の話かな。
下降
ダイレクトルートから懸垂できるとの情報があるが、状態がわからないので無難に下降路を選択した。
地元の有志の方でフィックスロープが整備されているが、一歩間違えると大けがになるので要注意
最後は、迷った青いフィックスロープのある下降路につながった。
5時間以上かかったがなんとかトップアウトできた。
今日はユースホステルで食事を予約していた。
地元道場の烏帽子岩でよく見かける山岳会のベテランの方や後続パーティたちもユースホステルに泊まっておられてあいさつやお礼を言うことができてよかった。
翌日の朝に海岸を散歩したら拇岩が見えた。
すごいところ登ったんだなぁと改めて思った。。










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